お客様へのご連絡
受付時間に変更がある場合や臨時休業をさせていただく場合などにお知らせいたします。お問合せいただく際にご覧いただくとスムーズかと思いますので、越谷の事務所でのご相談をお考えの方もご覧ください。
サイト内更新情報(Pick up)
2025年9月12日
手続き
個人再生の認可決定後の流れ|認可決定・確定後の注意点
債務者が作成した再生計画(返済計画)を認めるとする裁判所の決定を「認可決定」といいます。個人再生の認可決定(もしくは不認可決定)が出ることで、裁判所で・・・
続きはこちら
2025年9月9日
その他
教育ローンを個人再生することはできるのか
子どもの学費等のために教育ローンを組んだものの、収支の変化などによって返済が困難になってしまった場合でも、個人再生を検討することができます。個人再生とは、裁・・・
続きはこちら
2025年4月21日
手続き
個人再生でやってはいけないこと
借金の返済などが困難になってしまい個人再生をすることを決め、弁護士に個人再生を依頼した場合には、個人再生申立てに至った経緯を偽ることや、財産を他人へ移す、・・・
続きはこちら
2025年1月7日
手続き
個人再生が不認可になるケースとは?
借金の支払いが出来なくなったとき、個人再生をすることで借金を大幅に減らすことが出来ます。個人再生は債務者にとっては非常にメリットの多い制度ですが、申請をすれ・・・
続きはこちら
2025年1月7日
その他
個人再生を考えた時、どこに相談するべきか
「借金が嵩んでいて何とかしたいけど、手持ちの財産は処分したくない」「住宅ローン支払い中のマイホームがある」そんな方にピッタリなのが、個人再生手続きです。しか・・・
続きはこちら
当事務所の立地について
南越谷駅からは3分、新越谷駅からは4分の立地に事務所があります。駅から近いため、弁護士への相談もしていただきやすいのではないでしょうか。また、駐車場も周辺にあります。
個人再生の手続きをスムーズに進める方法
1 個人再生手続きをスムーズに進めるための2つのポイント
個人再生は、3つある債務整理の方法のなかでも、比較的複雑なものです。
不備があると手続きに長い期間がかかってしまったり、再生計画が認可されない可能性もあります。
個人再生の手続きをスムーズに進めていくためには、次の2つのポイントをしっかりと守ることが大切です。
①申立て前に書類作成、資料収集をしっかりと行う
②弁護士としっかりと連絡を取り合い、裁判所や個人再生委員の指示に従う
以下、それぞれについて詳しく説明します。
2 申立て前に書類作成、資料収集をしっかりと行う
個人再生の申立てを行う際には、陳述書の作成、家計表の作成、財産に関する資料の収集が必要となります。
これらの書類に不備があったり、曖昧な記述があるなどすると、個人再生の申立て後に裁判所や再生委員から質問等がなされ、資料の追加提出や報告書の提出等を求められることもあります。
これにより、個人再生の手続きに要する時間が長くなる可能性があります。
そうなれば、生活再建も遠のいてしまいます。
資料をしっかり作るとは、例えば、家計表は申立て前数か月分のものが必要となりますが、漏れがないように書くことはもちろん、支出を見直し節約に努めるなどして、返済原資(月々の手取り収入から生活費を控除した残額)が、個人再生後の想定返済額を安定的に上回るようにする必要があります。
返済原資の確保は、再生計画が認可され返済が開始した後においても重要です。
また、財産に関する資料は、もれなく集める必要があります。
個人再生には、「清算価値保障原則」といって、債務者の方が保有している財産の評価額以上の金額を返済しなければならないというルールがあります。
そのため、申告した財産に漏れがあると、返済金額が実際に返済すべき額よりも低くなってしまい、債権者を害してしまう可能性があります。
預金通帳の写しなどから、申告されていない財産が存在する可能性があると判断されると、裁判所や再生委員による調査がなされることもありえます。
このようになってしまうと、手続きが長引いてしまうこともあるので、申立ての前段階でしっかりと財産に関する情報を揃えておくことが大切です。
3 弁護士としっかりと連絡を取り合い、裁判所や再生委員の指示に従う
上記2のとおり、個人再生は準備がとても大切となりますので、弁護士に依頼した後はしっかりと連絡を取り合い、陳述書の作成や資料の収集を行うようにしてください。
特に銀行の通帳の写しは、申立て直前に記帳したものを裁判所に提出しますので、申立てが近くなったら綿密に打合せを行う必要があります。
個人再生申立て後も、裁判所や、個人再生委員がついた場合には個人再生委員から随時質問等がなされますので、スピーディーに報告や資料の提出ができるようスケジュールを組んでおくことが大切です。